
木々に囲まれた民宿たんざの一年間で、一番最後に実をつけるのが「花梨」です。
毎年、ジャムかシロップを作って初冬の楽しみにしています。
今年はたくさん実がなったのでご近所さんへお裾分けしてから、我が家でもジャムを作りました。


まず、花梨のみをよく洗って、皮も付いたままで種も実もザク切りにしてお鍋に入れます。
水を鍋の半分くらいまで入れて中火でトロトロになるまで煮込みます。


煮込んでとろみが付いたら実と皮と種をザルで濾して重さを計ります。計った総量の半分程度の砂糖を入れて再度、お鍋で煮詰めていきます。今回はザラメを使いました。

元の半分くらいに煮詰めたところで、レモンを一個分くらい絞って冷ましたら出来上がりです。
今回はザラメを使ったからか、鮮やかな赤色にはなりませんでしたが、甘みも程々で良い感じに出来上がりました。
毎年作ってますが、冬の初めの風物詩となっています。
民宿でも朝食で提供していますのでお越しになったら味わって見てください。